ニチアサ観察日記

主に戦隊とプリキュアについて書いていこうと思います。現在暫定運用です。

映画トロプリ 雪のプリンセスと奇跡の指輪! 感想

おひさしぶりです。中2です。ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

本日公開のプリキュア映画「映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」を見てきたので感想の方をまとめていきたいと思います。ネタバレ満載なので、未見の方はご注意ください。

f:id:naka_two_14:20211023203723p:plain

ヤラネーダを倒したトロピカル~ジュ!プリキュアのもとに、雪の王国シャンティアの王女・シャロンから戴冠式の招待状が届きます。列車に乗ってシャンティアへ。そこはあたり一面雪に囲まれた銀世界でした。南国育ちのまなつたちは初めて見る雪に大はしゃぎ。グランオーシャンの女王になることを夢見るローラは、シャロンからシャンティアに伝わる歌を教わり、シャロンの夢が「みんなが笑顔になれる国を作りたい」であることを聞き、二人は打ち解けます。戴冠式が終わり、招待された人たちが帰ろうとすると、急にシャロンが「この国を出て行くことは許しません」と言い放ち、雪の怪物を召喚します。雪の怪物たちを相手にトロピカル~ジュ!プリキュアが一緒に招待されていたハートキャッチプリキュア!と一緒に戦います。そしてシャロンを止めるためにキュアラメールが立ち上がります。

 

今回、事前に敵の情報がほとんど出ていなかったわけですが、シャロンが敵だったわけですね。滅亡した王国をなんとか復興させるため、国民を集めるために戴冠式を行い人々を招待した。シャロン以外の国民が登場しないのが引っかかってはいたんですね。戴冠式の会場が妙に人が少ないところとか。戴冠式となれば側近なり大臣なりが司会をしそうなものなのに、シャロン自らが司会をしていたところとか。そういうのが伏線になっていたのはお上手だと思いました。でも「国を好きになってもらって住んでもらう」というのは悪いことではないと思います。シャロンが悪かったのはそれを無理強いした点であって。そして無理強いと言えば、えりかがローラのセンスに口出ししたあと、それを謝るシーンがありますけど、そこも今思えばその後の展開の暗示ととらえることができるのかもしれません。

大昔のお話。シャロンは国のみんなを笑顔にする女王になりたいと思って女王の戴冠式を迎えますが、ちょうどその日に彗星の衝突で国ごと滅んでしまいました。その彗星の力でシャロンと国の建物だけは現代によみがえることができたものの、他の国民はだれもいない。国民みんなが笑顔でいられる国を作りたいと願っていたシャロンにとって、他の誰もいない国には笑顔にしたい国民が居ない。だから何の意味もない。そこには絶望しかなかったように思います。終盤にシャロンが発した「凍った心を融かす……どうやって……」という台詞はその象徴のように思えます。

ちなみに僕はこのあたりの展開でプリキュア5の終盤を思い出していました。「パルミエ王国国民が居ればそこがパルミエ王国なんだ」のようなココの台詞があって、だから国土が崩壊していても国民が無事だったパルミエ王国は復興できたわけです。しかしトロプリ映画のシャンティアは真逆なんですね。建物と女王は蘇っても国民が居ないという点で。

 

メインキャラではローラにスポットが当たっていたお話だと思います。TV本編の時から思っていましたけど、ローラは普段尊大で自己顕示欲強めですけど、テレビ出演のときとか時折女王候補らしい育ちの良さを発揮しますね。将来一国の女王になる存在であること、そしてその国が崩壊している状態であること、という点でローラはシャロンに似ているのかもしれません。そんな自分に似ているかもしれない相手であっても、グランオーシャンの時期女王候補ローラ・アポロドーロス・ヒュギーヌス・ラメールは希望を持ち続ける。シャロンがローラに見せた優しさを信じて。そしてローラが絶望するなんて親友夏海まなつが許さない。「今一番やりたいことって?」とローラに尋ねたシーンなんてその典型だと思います。

 

結末としては、彗星の力が尽き、シャロンも王国も消滅に向かいます。女王として何もできず、何もかもを失ったと嘆くシャロンにローラは「貴女が教えてくれた歌を私は歌い続ける」と告げ、歌い始めます。シャンティア国民が大好きだったこの歌が、ローラを通じていろんな人が耳にする。国は残らなくても、国を象徴する歌は残っていく。それはとても優しい結末だと思います。そしてとても残酷な結末でもある。

 

ハトプリの必殺技に巨大な女神が相手をグーで殴る必殺技があるという噂を聞いてはいたのですが、スノーハートクルリングでおめかしアップしたときの巨大な女神ってその人なんでしょうか?今回の映画では、相手を殴るのではなく優しく撫でるようにアレンジされていたのが良かったと思います。シャロンを倒すのではなく止めるというローラたちの想いが表現されている感じに思います。

 

あとは変身バンクがゴージャスだったと思います。まだまだ見ていないプリキュア映画も多いので何とも言えないですけど、プリキュアの映画って、中盤と終盤で2回変身シーンがあることが多いような気がするんですよ、体感ですけど。今回はそこら辺の構成を変えてきて、中盤で変身して、そこから終盤までずっと変身状態だなぁという点がありました。(でも思い出したらオールスターズメモリーズとかもそうだったかもしれない。)その分中盤の変身シーンにすごく尺を取っていて、トロプリチーム五人分の変身をゴージャスにほぼフルで見せてくれたのはよかったと思います。普段プリキュアの初変身回でしか見ることができないようなフルの変身を五人連続で見れるのはやはり強いですね。

 

トロプリ名物くるるんについて。くるるんは相変わらず可愛いですね。ローラとシャロンが喋っている間、下の噴水でくるくる泳いでいました。可愛いね。プリキュアが捕まった牢獄のドアがいくら押しても引いても開かない、というときに現れ扉をスライドさせました。そっちかい!本人の意図していない活躍をしますね、くるるんは。

南国育ちのまなつは雪を知らないわけですが、かき氷食べ放題と同一視しているのはどうなんですかね……。まぁ雪が降らない地域で育った子供ほど、雪に感動するのはその通りだと思います。あすか先輩は雪だるま作っているところが可愛かったですね。シャンティアに可愛いものがたくさんあってさんごちゃんは割とテンション上がっていたようです。

 

個人的にひとつ懺悔したいのが、ハートキャッチプリキュア!の本編をまだ見れていないことです。特に、今回の映画ではハトプリ勢の出番も多く、本編をちゃんと見ていたら意味や深みが解る台詞なんだろうな、と思わしき台詞もあり。ハトプリ見終えるのが年末になるんですけど、それまでに公開続いているかなぁ……。やってたらそのころにもう一度見に行きます。ちなみに来年の今頃には全作品制覇できている予定なので、来年はどの作品がゲスト出演しても大丈夫なはず。

 

ハトプリ抜きにしても、展開とマッチしていて聞きたかった台詞をバチっと言ってくれたところもあったりして、もう一度見に行けたらいいなぁと思っています。まるで雪の冷たさのような残酷さと、冬を純白に彩る雪のような優しさを抱く作品です。

まさかの10本立て!トロピカル~ジュプリキュア 第33話感想

 

おひさしぶりです。中2です。ツイッターはこちら。

フォローしていただけると嬉しいです。

 

トロピカル~ジュ!プリキュア 第32話「Viva!10本立てでトロピカれ!」が先ほど放送されました。内容はまさかの10本立て!ということで今日はその感想をまとめていきたいと思います。

先週の次回予告

先週の次回予告はくるるんが担当していまして、「ついにくるるん回がくるのか!?」と一瞬思いました。ですが予告を最後まで見るとべつにくるるん回というわけではなさそうで、どうやら10本立てになるとのこと。正気か!?30分番組で10本立てだと!?1本あたり2~3分なんだが!?くるるんが「くるるんくるるん」言っているだけなので何が起こるのかはさっぱりでしたが、いつも以上にポップな絵柄、さんごちゃんとあすか先輩のキャラが入れ替わってそう、唐突に表れるハートキャッチプリキュア、謎の亀さんなど見どころ満載だと思わせられました。予告のくるるんが非常に可愛いので、今週一週間でほぼ毎日予告を何度も再生していました。くるるん~~~。

 

そして本日朝8:30、プリキュアの時間です。冒頭、みのりん先輩が「いつもと違う私たちの姿をなんと10本立てでお見せします」と一言いうと、メンバーが唐突に踊りだしてタイトルコールに入ります。こういう語りはみのりん先輩が非常によく似合いますね。

トロピカれ トロピカル侍

強風吹き荒れる中、侍姿で対峙するあすか先輩とまなつ。同時に刀を抜いたように見せかけて、抜いていたのは実は変身に使うリップ。ですが長すぎて塗れません。「侍姿ではトロピカれぬ!」完。どうしろと。どうリアクションとったらいいか分からなかったです。「こんな感じで、10本立てでお届けいたします。」と言われても……(困惑)。

オープニング

冒頭のタイトルコールのBGMがオープニングのイントロだったので、今日はオープニングカットかなとも思いましたが、オープニングもちゃんとあるようです。しかも今回はトロピカる部の5人が歌う特別Ver.です。キャストが歌う主題歌って結構好きなので、オープニングで聞けて良かったです。

トロピカれ 竜宮伝説

まなつたちが海岸を歩いていると、弱った亀を見かけます。浦島太郎伝説を思い出す皆さん。ローラが海の伝説を語り始めます。「亀の妖精を助けた人間が妖精の国に招待された」と。ほかにもタコ、イカ、ホタテ、マグロ、チョウチンアンコウチンアナゴの妖精も人間に助けられて人間を妖精の国に連れて行ったとか。そこで海岸を見てみると、タコ、イカ、ホタテ、マグロ、チョウチンアンコウチンアナゴが打ち上げられていました。

この話だと浦島太郎を「恩を仇で返すような話」とバッサリ切り捨てるみのりん先輩がツボでした。「そう考えるとひどい話だな」と言ってしまうあすか先輩もなかなか……。お目々がくりくりっとしているキャラクターがキュートです。

トロピカれ カメの恩返し

まなつの家に来客が。「どーも。あの日助けていただいたカメです。」カメさんはそう言って家にあがります。「絶対覗かないでください」そういって部屋に入っていきました。するとまた来客が。「あの日助けていただいたタコです。」以下同文。イカ、ホタテ、マグロ、チョウチンアンコウ、クラゲ、クジラ、ダイオウグソクムシ、イソギンチャクもやってきて以下同文。まなつが部屋を覗くとそこは満員電車並にぎゅうぎゅう詰めでした。

前のお話ではクラゲとかクジラは助けてなかったし、つながっているようなつながっていないような。前のお話で「恩を仇で返す」と言われたのをちょっと気にしていたのでしょうか?(誰が?)鶴の恩返しっぽくなっていますが、結局恩を返せていないですね。人魚が登場するトロプリなのに浦島太郎と鶴の恩返しをやって人魚姫をやらないのはなかなかポイント高い。次回予告に出てきた謎の亀さんはここでの登場でした。予告の段階からすごく気になっていたんですね。

f:id:naka_two_14:20211017132543p:plain

恩を返しに来た亀さん
トロピカれ 恐怖のあとまわし屋敷

まなつがあとまわしの魔女の屋敷の様子を想像します。ネットサーフィンするチョンギーレさん。ファッション雑誌を読んでるヌメリーさん。タブレットでゲームやってるエルダちゃん。本棚の整理を始めるバトラー。トイレを明日にあとまわしにする魔女様。ツッコミ役が居ない!漫才にならない!いやそもそも漫才じゃないし!(byあすか先輩)

ネットサーフィンやってて時間を溶かすチョンギーレさん。最初はレシピを調べていたのに、いつの間にかゲーム実況見てたり〇イッターの通知確認してたりとどんどんハマっていきます。気づいたら一日終わってるやつ。タブレット使いこなしてるのがポイント。エルダちゃんもゲーム好きそう。いや絶対ゲーム好きでしょ。あすか先輩と仲良くなれそう。バトラーも本とか整理し始めたら止まらなさそう。本棚に置く本の巻数はちゃんと並べておきたいとか、ジャンルは分けておきたいとかはよくわかるのですが、いつの間にか気づいたらバラバラになっているんですよね。こいつら可愛すぎる。でも魔女様のトイレを明日には駄目でしょ。

まぁこれらは全部まなつの想像なのでどこまでそうなのかは分からないですが、でも彼らはそういう生活をしていそうというのは妙なリアリティ?があります。そしてあすか先輩はツッコミ役。トロピカる部の中で比較的まともなのがあすか先輩です。トロピカる部最後の良心みたいなところがある。そこが表現されていてよかったです。

ジュゴンのかわりにトロピカれ

水族館のジュゴンがお休みなので、代わりにローラがジュゴンの被り物をして出ることに。でもそれが非常に恐怖で、子供たちが逃げて行ってしまいました。

見るからに上半身と下半身のバランスがとれていない。確かに怖い。この被り物どんなふうに使ったんだよ、というあすか先輩のツッコミはごもっとも。でも可愛くない?と答えるさんごちゃん可愛いなぁ。ローラの「え゛え゛っ!」がちょっとツボ。

入れ替わってトロピカれ

机から落ちたマーメイドアクアポット受け止めようとしたさんごちゃんとあすか先輩は、入れ替わってしまいます。そんななか街で暴れるヤラネーダ。チョンギーレと駆け付けた5人を巻き込んで盛大に転んでしまいます。気が付くと、皆さん派手に入れ替わってました。

以前あったみのりん先輩がローラと入れ替わる話、それを受けて今度はさんごちゃんとあすか先輩が入れ替わります。……それどころかチョンギーレやヤラネーダ含めて全員が入れ替わります。みのりん先輩inくるるんはトロプリファン全員が見たっかったんじゃないかな。

f:id:naka_two_14:20211017133229p:plain

全トロプリファンが待ち侘びたみのりん先輩inくるるん

チョンギーレと入れ替わって「かったりぃ」と言ってるさんごちゃん、普段とのギャップがすごい。目を光らせてトロピカってるあすか先輩もなかなかレアですね。みのりん先輩とローラの入れ替わり以降、TwitterやPixivに入れ替わりイラストを投稿している方も多かったと思いますけど、まさかまた入れ替わりネタやるとは思いませんでしたよね。

ちなみに今日のゼンカイジャーも入れ替わり回だったんですよ。何でバッティングしてるのやべぇよ。

トロピカれ ヤラネーダ

超ゼッタイヤラネーダの素をキュアフラミンゴが叩き落とします。すると、地球がヤラネーダになってしまいました。

程よく引き延ばされた尺が堪らないですね。絶妙なテンポ感を生んでいます。これどうやって倒すんだよ……。地球を作り直すとかしたのかな……。地球を作り直すといえばキラキラプリキュアアラモードの終盤を思い出します。

このあとのCM明けのアイキャッチがあとまわしファミリーになっていたのが地味に可愛くて好き。

 

トロピカれ 新しいプリキュア誕生!?

ヤラネーダが暴れているので変身する皆さん。そしてもう一人……。なんと!くるるんもプリキュアに!6人そろって!トロピカル~ジュ!プリキュア!……というのがくるるんが眠っている間に見ていた夢でした。

まさかのくるるん!奇跡の変身キュアくるるん!全トロプリファンが待望し、そして全トロプリファンが拒絶するだろうくるるんのプリキュア化。今回じゃなければ一部のくるるんファンが暴徒化して暴れまわっていたでしょう。しかしキュアくるるんを見たいという人もいたことでしょう。これは、人類への救済なのではないだろうか。それにしてもくるるん、プリキュアになってもくるるんとしか喋らないし、体形もほとんどくるるんのままなのがいいですね。浮き輪してるのも可愛いです。

f:id:naka_two_14:20211017133514p:plain

奇跡の変身キュアくるるん!
トロピカれ!伝説のハートキャッチ!!

伝説のプリキュアってどんな人なんだろうと話してると、みのりん先輩が動画サイトで伝説のプリキュアの映像を見せてきます。ハートキャッチプリキュアの映像でした。……という夢をつぼみが見たようです。

来週公開の映画トロピカル~ジュプリキュアハートキャッチプリキュアの皆さんがゲスト出演とのことで、今回の10本立ての1本にもお邪魔したようです。まだ見ぬトロピカルなプリキュアがどんなものなのか……。来週公開の映画で彼女らは出会うのでしょう。

トロピカれ! 新しい技!

プリキュアの新必殺技・ランドビートダイナミックの技名を考え直す5人。それぞれが趣味全開で長ったらしい技名を考えた挙句、それを全部繋いで技の名前にしたら技を撃つ前に敵が帰っちゃいました。

話の発想が寿限無。皆さんノリノリでネーミングを考えるのいいですね。寿限無が「永遠」とか「無限」なのは間違ってないし、そう聞くとかっこよく聞こえるんだけどさぁ……。ローラは相変わらず自己顕示欲が高い。所々謎のラーメン要素あるのいいよね。虚空に向かってライダーキックしてるピンクの象さんがいい味出しています。技名が長すぎるので当然必殺技バンクが足りず、過去の必殺技バンクを流用して間をつないでいたのが面白かったです。唱えるのに40秒近くかかるやたら長い技名を五人で声を合わせて噛まずに唱えることができた件については、声優さんってすごいって思います。

トロピカれ 恐怖の心霊シャボンピクチャー

シャボンピクチャーを見ていると、不気味な心霊写真が。その正体はローラの手だったり、パック中のさんごちゃんだったり、くるるんの残像だったりするわけですが。

くるるんがあそこまで素早く動けるとは知らなかったです。残像ができるほど高速で移動しているなんて。それが衝撃でした。くるるんはやはり強キャラでは……?

 

そして最後に明かされた衝撃の事実!実は11本立てだったということ!ちゃんと数えると確かに11本になっています。叙述トリックです。途中で数えるのをやめてしまっていて今何本目なのかは把握していませんでした。最後にエンディングも映画仕様になっています。

 

まさかの10本立て(本当は11本立て)をやってしまうのは非常にびっくりで、内容も一本一本がカオスで収拾つかないでハイテンションなものですが、たまにはこういうのもいいですね。作風によって受け付けられるかどうかも変わってくるので、こういうのができない作品もありますけど、トロプリならいいんじゃないでしょうか。

五人の合体お披露目回!(ゼンカイジャー31カイ感想)

皆様お久しぶりです。中2です。

ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

 

本日は10/10㈰。機界戦隊ゼンカイジャー第31カイ「ギュウっと公開!NEWっと公開!」が放送されました。

街にギュウニュウワルドが現れ、あたり一面に牛乳をまき散らします。その牛乳を浴びた物体は真っ白になってしまいます。セッちゃんが解析していたゼンリョクゼンカイキャノンのデータも真っ白に。連絡を受けた介人たちが急いで帰るとセッちゃんは何も覚えていないよう。セッちゃんの記憶も真っ白になっていたのでした。まもなく活動停止。動かなくなったセッちゃんを抱き、介人は涙を流します。そこにまたギュウニュウワルドが街で暴れているという知らせが。五人は現場に向かいます。「みんなの大事なもの消しまくって!絶対に許さない!」そう言って変身、前回手に入れたゼンリョクゼンカイキャノンでギュウニュウワルドを撃破します。

そこにダイギュウニュウワルドに巨大化。セッちゃんのアドバイスでゼンリョクゼンカイキャノンは飛行モードに変化。必殺技のゼンリョクカイザーストームで撃破します。しかしイジルデの新兵器、ニュークダイテストが2体出現。ゼンリョクゼンカイキャノンのさらなる力、五人合体した姿、ゼンリョクゼンカイオー誕生!スーパー戦隊全力マシンパワー・全力ジュラシックパワー・全力ミラクルパワーで攻略し世界全快、オールオッケー。

 

というわけで、ついにゼンカイジャーの五人が合体した姿ゼンリョクゼンカイオーが登場です。

f:id:naka_two_14:20211010133031p:plain

敵を斬るゼンリョクゼンカイオー

いままではゼンカイオージュラガオーン・ブルマジーンやゼンカイジュウオーなど2体で合体するパターンが基本でした。加えて時々、合体せずにそのまま巨大化することもあります。ですので今まではゼンカイジャー5人で合体する巨大ロボはいなかったわけです。しかし戦隊と言えば「五人の仲間、五人の絆さえあればどんな敵でも乗り越えられる」でありまして、その象徴としての五人合体がゼンカイジャーにもあるのだろうなと予想はしていました。そして今回、第31カイにしてようやくその五人合体が実現します。合体シーンでガオーンがワクワクしながら合体していたのが印象的ですね(たぶん梶さんのアドリブ。根拠:ゼンカイジャーの合体シーンなので)。2話で初めてジュランと合体したときは露骨に嫌そうにしていたので……。「テンション上がるわぁ~」とか「やっほー」とかやってるのも可愛いですね(たぶん浅沼さんと宮本さんのアドリブ)。

ちなみに公式サイトによると、「キカイノイド4人の合体は予定されていませんでした。」らしいです。予定されていなかったのか……そっちの方が驚きです。

機界戦隊ゼンカイジャー 第32カイ! 怒るサカサマ!まさかサルかい? | 東映[テレビ] (toei.co.jp)

そのゼンリョクゼンカイオーのバトルシーンはちょっと今後の予算が心配になるレベルのフルCGアクション。巨大戦といえばミニチュアだとは思っていますが、たまにはCGもいいですね。今回フルCGだったので、多分毎回は出せないと思っていて、おそらく重要な回とか強敵との闘いの時だけ登場する形態だと思っています。どうしても勝てないときのための切り札って感じで使われるといいですね。また、巨大ロボが並び立つのも好きなので、今までのロボが並び立っているのもまた見せて欲しいです。

 

今回の敵はギュウニュウワルド。見た目が以前登場したトウギュウワルドの色違いなので、そのリサイクルでしょう。ギュウニュウワルドはその力で世界中を真っ白にしてしまいます。牛乳にそんな能力はないですが。そして真っ白になってしまった洗濯物が登場しますが、それで思い出すのは仮面ライダー555の最終回。555最終回で巧は「世界中の洗濯物が真っ白になりますように」という夢を抱きます。が、ギュウニュウワルドのやったことはたっくんの望むことではないでしょう。

 

ストーリーの面では今回、セッちゃんの記憶が消され、動かなくなってしまいます。思えばセッちゃんは介人の友達でした。功博士・美都子博士が介人のために作って以来、二人が居なくなってからもずっと介人の側にいてくれたのがセッちゃんでした。両親を失ってなお全力全開に前向きで明るく生きていくことができたのはセッちゃんがいたからかもしれません。

f:id:naka_two_14:20211010132558p:plain

機能停止したセッちゃんを抱きしめる介人


そして介人がゼンカイジャーとして戦うようになってからは、戦いのヒントやアドバイスをいつもくれていたのもセッちゃんでした。そんな大事な友達への想いが、介人の流す涙にはあふれていました。そしてそれは介人だけじゃない。ジュランにとってもマジーヌにとってもブルーンにとってもたぶんガオーンにとっても、セッちゃんは大切な仲間で友達です。ギュウニュウワルドを見つけたという報せを聞いて、ジュランが介人に声を掛けます。「介人。俺たちの友達、助けに行こうぜ」親指を立て、介人の肩をたたくジュラン。ジュランおじちゃんイケメンですね。介人が迷ったときはいつだってそこにジュランが居ます。寿司にされたときも、ステイシーと決着をつける前夜も、今回も。すごくかっこいい大人ですよね。

 

今回はゼンカイジャー5人の活躍が多かったですが、強敵ハカイザーを足止めしていたのはゾックスでした。ゾックスがハカイザーと戦っていなかったらゼンカイジャーとギュウニュウワルドとの戦いに乱入していたかもしれません。そう考えると影のMVPはゾックスさんでは。そんなハカイザーとの戦いに何かを感じたゾックス。ハカイザーの言動が介人にそっくりとのこと。ハカイザーの声優が「???」になってはいますが、回想シーンの五色田功博士と同じ声であること、ハカイザー登場前にイジルデが功博士を見て何かを思いついていたシーンが存在する、ということからハカイザーの正体が功博士なのはほぼ間違いないでしょう。しかし、功博士本人がイジルデによって改造・洗脳されてしまったのか、それとも功博士のデータを移植して作られたのがハカイザーなのか。介人たちは功博士を救出することができるのか。気になることは多いですね。

トロプリ31話感想 あすか先輩と生徒会長

皆様お久しぶりです。中2です。

ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

今日はトロピカル~ジュ!プリキュア第31話「トラブル列車! あすかの修学旅行!」でした。今まで「何かあるだろうな」と感じさせられながらも具体的なところがはっきりしていなかったあすか先輩と生徒会長さんの因縁が語られる回ですね。

三年生のあすか先輩は修学旅行。同級生たちと寝台列車に乗っています。とそこに現れるローラ(&くるるん)。修学旅行に行きたかったローラはアクアポットごとあすか先輩のかばんの中に忍び込んでいたのでした。そして寝台列車を追いかけるキュアサマー・コーラル・パパイア。

寝台列車の中でローラと話すあすか先輩。そこに生徒会長である白鳥百合子が現れます。「またもめ事を起こさないで」生徒会長はあすか先輩にそう忠告し去っていきます。あすか先輩が一人展望席から外を眺めていると、ローラがその「もめ事」について尋ねてきます。あすか先輩は最初は話したがりませんでしたが、「旅の恥は掻き捨て。旅先では心を開いて打ち解けられるってことでは?」というローラの言葉を聞いてあすか先輩は話し始めます。

中学では以前テニス部に所属していたあすか。百合子とはダブルスのペアを組んで地区大会決勝まで進みました。その決勝前。相手チームの選手が百合子のラケットのガットを切ろうとしていたのを目撃したあすか。思わず飛び出し胸ぐらをつかんでしまいます。すると相手は「暴力を振るってきた。自分たちはロッカーを間違えただけ」と抗議しました。暴力事件として表沙汰になればテニス部の活動が危うい。百合子は自分たちが棄権することを条件に表沙汰にならないように手を打っていました。しかしあすかは納得できません。ほかのテニス部員たちも皆、何事もなかったと言って丸く収まるのならばそれでいいという態度。「そんな仲間なんて……いらない」そう呟き、あすかはテニス部を辞めます。

それを聞いたローラは「あすからしいわね」と呟きます。

そこに修学旅行生のやる気パワーを狙って超ゼッタイヤラネーダが現れます。あすかはプリキュアに変身。飛ばされた百合子を介抱します。「大丈夫か?すぐにみんなを元に戻す」そういってヤラネーダに向かっていきます。ぶっとびフラミンゴスマッシュをかますキュフラミンゴ。百合子の薄れゆく意識の中で、その必殺技はテニス部時代のあすかのスマッシュと重なります。そこに寝台車を追いかけていた3人が合流。ランドビートダイナミックでとどめを刺します。

3人が追いかけていたのはあすか先輩の枕を届けるため。枕が変わるとあすか先輩は眠れないそうなので。それを見た百合子があすかにひとこと。「変わらないわね。枕が変わると眠れないの」

 

そんな感じで、あすか先輩の初登場からずっと何かあることを示唆しながらも、はっきりしていなかったあすかと百合子の過去が明らかにされました。個人的には昔おやつを勝手に食べられたとか(あすか先輩も生徒会長さんも勝手に人のおやつ食べない人物だとは思いますが)そんな感じだったら面白いかもと思っていたので、思ったよりちゃんとした確執だと思いました。例の事件、一番悪いのはもちろんあすかのラケットに細工しようとした相手チームの人ですが、あすかが胸ぐらをつかんでいなかったら、百合子があすかの無実を全面的に主張していたら、みたいなことを考えてしまいます。あすか先輩の正義感が強く曲がったことが許せない部分は今までも何かと表現されていたところではあるので、今回明らかになった過去も「あすかならそうするだろうな」とは思えます。それにそんなあすかは自分の正しいと思うことを貫けないかつての仲間に失望してしまったんだとも思います。そんなあすかにもう一度仲間を信じてみようと思わせたのがトロピカる部です。きっともともとあすか先輩は人を信じられないタイプじゃない。面倒見はいいし、頼られたら応えるし、後輩が暴走したら止める。あすか先輩の巣の部分ってそっちなんだと思います。

後半、ヤラネーダに襲われる列車の中で、変身したキュアフラミンゴが百合子を助けます。

f:id:naka_two_14:20211003151318p:plain

百合子を助けるキュアフラミンゴ

プリキュアとしてみんなのやる気パワーを奪われるのが許せないというのはあると思いますが、このシーンはかつての相棒を何としても守りたいというあすかの思いを表現したように思えてなりません。また、百合子にはそのキュアフラミンゴの必殺技がテニス部時代のあすかのスマッシュと重なって見えます。それって袂を分かつようになった相棒を今も覚えていることだと思うんです。

f:id:naka_two_14:20211003152135p:plain

キュアフラミンゴの必殺技はテニス部時代のあすかのスマッシュをイメージさせる

f:id:naka_two_14:20211003152236p:plain

だからここまでやった以上、あすかと百合子がまた笑いあっている絵を見てみたい気はする。


あと思うのが、ローラってキャラクターのバックグラウンドに切り込むのが上手いよね、ということ。文化祭の回(28話)でみのりん先輩に何故文芸部やめたのかを聞いたときもそう。いかにも何か苦い過去を持っていそうな人に対して、「昔何があったの」なんて普通聞けないと思うけど、ローラ・ラメールは切り込んでいってしまう。そういうところにローラのいい意味での遠慮のなさとトロピカる部内の信頼を感じます。

 

今回31話でようやくあすか先輩のバックグラウンドが語られたわけですが、(普通はこんなこと人に話したがらないと思いますが、)過去の部分だけもっと早く提示されていれば今回(特にヤラネーダ襲撃以降)の話の印象はどう変わったんだろうという思いはあります。まぁそれがみのりん先輩のエピソード(文芸部を辞めたこと自体は初期に提示されていてそのことに対する本人の思いが28話で吐露された)に対応していて、あすか先輩は違うアプローチをしているということかもしれないですが。今回の話ってトロピカる部がほとんど関係していない(まなつ・みのり・さんごの変身前のシーンが数秒しか存在しない)のは事実で、だからあすか先輩のお話として今回をやった以上は絶対にもう1エピソード必要だと思います。あすかが百合子にトロピカる部のことを「これが私の今の仲間だ」と自慢げに語るようなエピソードは絶対やってくれるって私信じてる。

 

サトシ君、はやくこっち来ないかい!?(ゼンカイジャー29カイ感想)

皆様お久しぶりです。中2です。

ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

 

今日9/26(日)は機界戦隊ゼンカイジャー第29カイ「王子のねらい、知ってるカイ?」の放送がありました。

テニスワルドが街の人々をテニスボールに変えてしまう事件が発生。そしてヤッちゃんもテニスボールにされてしまいます。しかしテニスワルドにはテニスでしかダメージを与えることができない。ヤッちゃんを助けるためにも、テニスの特訓をするしかない。テニスを漫画で読んだというゾックスの指導の下、テニスで相手をKOすべく特訓していきます。崖を登ったり、居合いをやったり、滝に打たれたり。特訓中の一同をステイシーが物陰から観察しています。「あいつら、何をしているんだ」と。そんな彼の脳裏には、母親と一緒にテニスをしていた幼き日の記憶。

テニスワルドが街で暴れる中、テニスの特訓を終えたゼンカイジャーが止めに来ます。「望み通り、テニスで勝負だ!」テニスワルドVSゼンカイジャーのテニス勝負が始まります。しかしゼンカイジャーは予測不能なテニスワルドのテニス攻撃に為す術もなく。最後に残った介人&ゾックス。分身したテニスワルドとのダブルス対決になります。スーパーツーカイザーに変身したゾックスの分身スマッシュでいいところまで追い詰めますが力及ばず。そこに現れたのはテニスウェアを着たステイシー。本人は「サトシだ!」とのこと。テニスワルドのテニス攻撃を、基本に忠実なパーフェクトテニスで迎え撃ちます。「テニスは好きだが、お前は嫌いだ」の言葉とともに放った打球がテニスワルドの仮面を剥がします。これでテニスワルドにテニス以外の攻撃も通じるように。ゼンカイジャーが変身し、名乗りながらの必殺技でテニスワルドを撃破します。サトシのおかげで勝つことができた今回。「お前たちのためじゃない。次会う時は覚悟しておけ」とステイシーは言いますが、介人は「ヤッちゃんのためだよね、ありがとう」と感謝しますし、「面白いとこあるじゃん」とゾックスは面白い認定します。

 

f:id:naka_two_14:20210926154357j:plain

ゼンカイジャーチームの助っ人として参戦するサトシ(ステイシー)

元の姿に戻ったヤッちゃんに「今日はサトシのおかげで勝てた」と伝えます。「またお店にも来てくれるんじゃないかな」と。一方トジテンドに戻ったサトシもといステイシーには新たな実験兵士ハカイザーが待ち受けます。

 

なんとも某テニスの王子様ネタやら某エースをねらえネタやらが満載らしい今回のゼンカイジャー。自分はあまり元ネタをよく知らないので「何か元ネタあるんだろうなぁ」くらいの気持ちで笑って見ていましたが、TwitterのTLに流れてくる元ネタを知っているであろう方々のツイートを見ていると非常に楽しそうだったのでちょっと羨ましかったようにも思います。

 

今回のゼンカイジャーで印象的だったのは、ステイシーがゼンカイジャー側に立ってテニスワルドと戦ったことです。ステイシーはあくまでもトジテンドの兵士であるため、テニスワルドを倒そうとするのは裏切り行為に当たります。それでもヤツデを助けるために介人たちに手を貸したんですね。ステイシーにとってヤツデはステイシーの人生の中で数少ない、愛情を受け取ることができる相手だと思います。幼少の頃に失った母親に次いで二人目だと思う。母親を失って以来、怨みとか憎しみとか怒りとかそういう悪意だけに囲まれて生きてきたのではないか。だからヤツデにはどうしても情を抱いてしまう。自分にとって数少ない、心安らぐ相手なんですね。以前カラフルでおやつを食べているときのステイシーが、主人公と命のやり取りをしている悪の戦士とはとても思えないような、本当に好青年という表現が似合う表情をしていたことからもそう感じます。ステイシー的にトジテンド側の兵士として動くよりも、心安らぐ相手であるヤツデを救うことが上回ったので、テニスワルドと戦ったんだと思います。(ヤツデを助けるために戦うので、「サトシ」を名乗っています。)前々回のいろんな世界を巡ったカイもそうで、逃げた美都子博士(実際はマジーヌの変装)を見逃すシーンも、そうすればヤツデのためになるということが分かっているから、ということだったんだろうなと思います。

一方、介人に対してはそうはならない。ヤツデを悲しませることになるとしても、五色田介人を倒す決意をする。たぶん出会い方の違いだったのかな。両親が行方不明になっていても前向きに生きている五色田介人が理解できなかったんだと思います。母親以外から情を受けてこなかったステイシーにとって、仲間からの信頼も諦めない不屈の精神も人々を守るということも理解することができない。理解できないことがステイシーの苛立ちになる。あるいは同じように母親を失って悪意の中で生きてきた自分自身を否定されたように思っているのかもしれない。先にそういう出会い方をしてしまったから、倒さなければならない相手だという意識が先行する。介人を倒すことに自分の存在意義を感じている可能性がある。先に出会ったのがヤツデだったら、こうはならなかったのかもしれないと思います。

でもゼンカイジャーを見ていれば分かると思いますが、介人ってすごく真っ直ぐなんですよ。既にステイシーと仲良くできればいいと思っている節もある。キカイノイド4人だって、介人が認めるなら認めますよ。ゾックスだって今回面白いところがあるとステイシーを認めていました。ゾックスの評価基準は「面白いか面白くないか」ですからね。だからゼンカイジャーがステイシーを迎え入れるのはそう難しくないと思うし、ステイシーにとってはトジテンドなんてやめてゼンカイジャー側についちゃった方が幸せだと思う。トジテンドに対して「何故僕は今までこんな奴らのところに居たんだろう」みたいなことを言ってくれるといいと思います。

だからステイシー君はゼンカイジャー側に来よう!サトシがゼンカイジャーと一緒にアホなことやってるの、僕は見たいです。

 

 

トロピカル~ジュのパワーアップ! トロプリ29話

皆様お久しぶりです。中2です。

ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

 

今日はトロピカル~ジュ!プリキュア第29話「甦る伝説!プリキュアおめかしアップ!」でした。

あとまわしの魔女がうなされている夢。こちらを向いて微笑む女性。あとまわしの魔女にはそれが誰なのかわかりません。あとまわしの魔女は目を覚ましバトラーに告げます、「早くやる気パワーを集めろ」と。夜の街に飛び出したバトラー。魔女から授かった力で超ゼッタイヤラネーダを生み出します。

そのころ。ローラのもつ手鏡について鏡にはいろんなおとぎ話があるんだよなんて話をした後、眠りについたまなつは夢を見ます。水族館。まなつを呼ぶローラの声。まなつが拾ったローラの鏡に映るのは見慣れない女性の顔。するとその時まなつは鏡の中に吸い込まれます。「まなつ、あれが伝説のプリキュアよ」ローラが見つめる先にはプリキュアらしきシルエット。まなつは目を覚まします。なんとも不思議な夢でした。

朝。登校しながらその夢の話をローラにしているまなつ。ローラが言うには、かつて伝説のプリキュアが魔女の手から世界を救ったという伝説がグランオーシャンに伝わっているらしいです。その時、街のあちこちで多数の怪物が現れ、住民のやる気パワーを奪い始めました。夜の間にバトラーが仕込んでいた超ゼッタイヤラネーダです。さんご、みのり、あすかも怪物を目撃、別々の場所でプリキュアに変身し応戦します。ものすごい数のヤラネーダに気付いたサマーはラメールに「手分けして倒そう」と提案します。

サマーはひとり学校に向かいますが、ヤラネーダの攻撃を受けて変身解除、やる気パワーが襲われます。学校に居たくるるんの情報でまなつがピンチだと知った四人も大量のヤラネーダを連れて学校に向かいます。やる気パワーを襲われても屈しないまなつ。そのとき、ローラの手鏡とトロピカる部で作ったドレッサーの鏡がつながります。鏡を通じてまなつに流れていく、コーラル・パパイア・フラミンゴ・ラメール四人のやる気パワー。ヤラネーダの攻撃をはじき返す復活のキュアサマー。「心配したんだから」「ごめんごめん。でもおかげで助かったよ」トロピカる部製ドレッサーがサマーとラメールを映します。

しかしまだそこには数えきれないほどのヤラネーダが。大量のヤラネーダを駆逐していく四人。やる気パワーが集まってる本体を探すラメール。本体を見つけやる気パワーを奪い返し、オーシャンバブルシャワーを浴びせますが、ヤラネーダはしぶとく生き残ります。「絶対にみんなのやる気を奪い返すんだから」という五人をドレッサーが映します。その瞬間。あたり一面を包む光。学校の校舎の屋上にいたのは、まなつが夢に見た、伝説のプリキュア。「この世界を救って。そして、あとまわしの魔女になってしまった魔女も」伝説のプリキュアはそう言い、五人に大地のリングを授けます。トロピカる部手作りのドレッサーは、トロピカルハートドレッサーに変化。その力でプリキュアも違う姿に変化し、新必殺技「プリキュア!ランドビートダイナミック」を繰り出します。超ゼッタイヤラネーダを撃破。

夢にうなされるあとまわしの魔女。楽しそうに笑っている女性。あとまわしの魔女にはそれが誰なのかわかりません。あとまわしの魔女は一体何がしたいのだろうか。

 

今回のトロプリ第29話ですが、すごく「幻想的」という言葉が似あうような回だと思います。主にまなつが見た夢の内容と鏡を通じてやる気パワーがまなつに流れていく様子と伝説のプリキュアが五人に力を託す場面が、なんだかとっても幻想的で、夢を見ているようで、あるいは奇跡を目撃しているような感じで。実際、プリキュアのパワーアップ回らしく奇跡的なんです。それがちゃんと奇跡的に見えるような、言い換えれば視聴者が奇跡を見ていると感じるような幻想感になっていること。ある意味それがとても強い。

トロピカる部で作った手作りドレッサーの鏡がいい味出していると思います。やる気パワーが奪われかけのときはまなつひとりが鏡に映る。キュアサマーが復活したときにはサマーとラメールが鏡に映る。そしてオーシャンバブルシャワーでも敵の本体を倒せなくて、それでも諦めないプリキュアに伝説のプリキュアが力を授ける瞬間には、五人が鏡に映っている。このように今日のトロプリでは大事な瞬間が鏡越しに映されています。トロピカる部で作った手作りドレッサーというのがいいですね。前回みのりん先輩が自分の心境を語るきっかけの一つでもあるので。

 

またバトルパートは非常に激しく動きます。まなつが復活したあと、学校に集まった大量のヤラネーダを駆逐していくシーン。「Go!」の掛け声で静が動に切り替わります。こういう静から動への切り替えって大好物なんです。そこから長めのカットが数本立て続けに繰り出され、そのどれもが良く動きます。かっこいいですね。

 

それから、今回の新必殺技「プリキュア!ランドビートダイナミック」ですが、ピンクの象さんがライダーキックみたいに飛び蹴りをかますのが可愛いですね。でもあの象さんどこから出てきたんだろう……みたいに思わなくもないですが。そもそも何で象さんなのでしょうか。あまりトロピカルというか南の島感ないですし。調べてみたら確かにゾウの生息域は東南アジア~南アジアおよびアフリカの「熱帯(=tropical)」に分類される地域ではあるので、まぁトロピカルと言っても間違っては無いのですが。おめかしアップで変身してピンクの象を呼び出し、タップダンスを踊ったらライダーキックするのってちょっと不思議ですよね。可愛らしいですが。

 

あとくるるんに関しては、実は非常に強キャラ説が自分の中でできつつあります。くるるんは最近ひとこと出番があるかどうかという回が続き、中には姿すら現さない回もあるなかではかなり出番が多かった方だと思います。が、学校に置きっぱなしで忘れられていたり、パパイアのビームをもろに浴びたりして、いつもと違う方向で散々な目にあっていたなぁという気持ちです。今回のくるるんすごいのが、そんな目にあっておいて精神的・肉体的に全く気にしていなさそうなところです。一晩学校に放置されて忘れられていても弱っている様子もないし、「動いていいよ」と言われるまでもう一日でも二日でもじっとしてやるという気概すらあったと感じます。ヤラネーダならダメージが入るビームを浴びて全然何ともなさそうだし、間違えて撃たれたことをまったく気にしていなさそうでした。その直後まなつのピンチをパパイアに伝えちゃうくらいだし。くるるんメンタルもフィジカルも非常に強い。鋼鉄並み。17話でも敵の牢獄に拉致監禁されたときにも全く動じずに鼻提灯作って眠っていたことを思い出します。くるるん実は作中最強なのではないのだろうか。

 

という感じでトロピカル~ジュ!プリキュアのパワーアップ回でした。これはただの予想ですが、今日パワーアップ回ということはそろそろトロプリは2/3のところまで来ているようです。(たぶん1月最終週か2月第1週が最終回かな)あっという間だなと思いつつも、これからの展開が楽しみです。

Yes!プリキュア5&5GoGo! 見終わったので

皆様お久しぶりです。中2です。

ツイッターはこちら。フォローしていただけると嬉しいです。

 

今年の6月2日から7月22日までにかけてYes!プリキュア5を、7月23日から9月8日までにかけてYes!プリキュア5GoGo!を見てきました。両作品を一通り見終えたところでざっくりまとめていきたいと思います。

 

プリキュア5といえば今年の春に公開された映画ヒーリングっどプリキュアにゲスト出演したのが記憶に新しいと思います。あるべき姿としてはプリキュア5&5GoGoを見終えた状態でこの映画を見に行くのが正しいんだろうな、と思いつつも、実際に見終えたのは公開半年後という、なんとも愚かな状態であります。とはいえヒープリ映画自体は5や5GoGo未見でも問題なく、ヒープリの映画として観れたので気にはしていませんが……。5&5GoGoを見終えた状態ならネタが分かって楽しいとかもありそうなので、いずれもう一度(できれば副音声付きで)見てみようと思っています。

 

プリキュア5&5GoGoの舞台に関して、街や学校がなんとも異国情緒あふれているというか、ヨーロッパ風で日本にはあまりなさそうな街並みがとても印象的だと思います。初代&MaxHeartのような人の流れが多い住宅地とか、Splash☆Starのような山や森と海に挟まれたのどかな町も良いですけど、プリキュア5&5GoGoのようなものも良いですね。フレッシュ~プリンセスは見れていないですが、ここまで異国感を醸す街並みはプリキュア5くらいじゃないでしょうか。(現在放送中のトロプリは南国チックではあるのですが、あれはどちらかというと南国風味が日本の都会に混ざったハイブリッド、という感じだと思います。)「プリキュア5の舞台といえば欧州風で時計塔のあるあの街並み」と結びつけることができるのは偉大だと思います。おそらく普通の住宅地や田舎町にプリキュア5が現れてもあまり似合わない気がするのですが、それは「プリキュア5が2年間戦ってきた街並みだからプリキュア5によく似合う」という意味で、5&5GoGoの2年分の景色が刷り込まれているんですねきっと。あと街といえば5GoGoのオープニングのこの部分がとってもかっこいいのです。「だってそれが永遠不滅プリキュアよ」の部分です。

f:id:naka_two_14:20210910170514j:plain

新聞・PC・携帯・電車広告にプリキュアたちが映る

f:id:naka_two_14:20210910170603j:plain

摩天楼を背に立つ5人のプリキュア

実際オープニングのこのシーンの前半のように、プリキュアの存在が世間一般に認知されているかというとそうでもない気がしていて、プリキュアを知っている人も多少はいると思いますが(増子美香が新聞のネタに取り上げていたこともあったと思う)、多くの人はプリキュアを知らないんじゃないかと思います。でもそんなの関係ないくらいにかっこいい。あの街並みを舞台にしたプリキュアとしてこの上なく似合っていてかっこいいカットです。仮面ライダーWとかもそうですけど、作品を象徴する街並みがあるのって偉大だと思いました。

 

プリキュア5は「夢と希望のお話」と聞いていたんですが、メインキャラクターが5人いれば、夢というものに対するスタンスが違ってくるわけであります。うららとこまちはそれぞれ女優になること・作家になることという夢がある一方で、りんとかれんは明確な夢を持っていなかったわけです。のぞみはココのためにパルミエ王国を復活させることを夢見ている一方、自分自身が将来どうなるのかの未来像は描けていない状態でした。それが1年間の出来事を通じてりんはアクセサリーデザイナーを、かれんは医師を、そしてのぞみは教師を目指すようになっていくわけです。またこまちはナッツとともに小説家としてのレベルを上げていき、うららは歌手としての活動も女優になるための糧であることを知ります。

 

プリキュア5で敵である組織・ナイトメア、そのトップであるデスパライアは老いと力の衰えに恐怖と絶望を抱いています。デスパライアはドリームコレットの力を使って不老不死・永遠不変の存在になろうとしている。そして怪物である「コワイナー」というのがデスパライアの抱く恐怖そのものであるわけです。

また、プリキュア5GoGoの敵組織であるエターナル、その館長は世界中の価値のあるものに固執しています。「価値のないものは世界に不要、価値のあるものは自分のもの」という思想。館長には「価値を生み出す」「価値をつくる」という思考は無かったんですね。だからエターナルの操る怪物は「ホシイナー」とよばれ、生み出すことを知らない館長の思想の現れです。

5&5GoGoにおけるプリキュアの力は「夢と希望を生み出す力」だと思っています。絶望と恐怖にとらわれるナイトメア、生み出すことを知らず奪うことしかかんがえていないエターナル、どちらも5&5GoGoの敵としてふさわしかったと思います。

 

プリキュア5はキャラクター数は多いですが、その分いろいろな組み合わせのキャラクターが見れると思います。例えば上述したようにうららとこまちは明確な夢を持ち、「こまちが描いた物語をうららが演じる」という約束をするという関係があります。りんとかれんは趣味が合わないこともありながらも、はっきりした夢を持たない同士で「夢が見つかったら真っ先に教える」という約束をしています。また、かつてかれんがピンチをこまちと一緒に乗り切って以来ふたりは親友同士ですし、のぞみとりんは幼馴染でドジなのぞみをりんがフォローする一方りんはのぞみから元気を受け取っています。時折奇行に走るこまちにりんがツッコミを入れるがこまちは怖いものが一番平気でりんが一番ダメなこまちとりんの組み合わせも面白いですね。うららとのぞみは、CDデビューの時など何かとのぞみが先輩らしくうららの背中を押すシーンが多い気がする。衝撃の事実が明かされたときにはこの二人が一緒に驚くのは定番ですね。のぞみとミルク(くるみ)は何かと言い合いをしていますが大事なところで息が合う感じで、かれんとミルク(くるみ)はかれんがミルクの看病をして以来ミルクがかれんに懐いています(このときのことがきっかけでかれんは医学を志すようになります)。このようにメインのプリキュアの人数は多いですが、その分キャラクターの多様な組み合わせを見ることができるのはいいと思います。

キャラクターの組み合わせという意味ではのぞみとココも欠かせないと思います。祖国・パルミエ王国が滅亡して途方に暮れていたココはのぞみに出会うことで希望を取り戻すわけですが、ココはのぞみに「ココみたいな教師になる」という夢を抱かせているんです。プリキュア5の熱気球の話はのぞみが先生を目指すきっかけになった話だと思っています。ちなみに5GoGoでのぞみがりんの弟妹に勉強を教える回も好きで、あの回ってのぞみがのぞみが熱気球でココから聞いた話をのぞみなりに解釈して、りんの弟妹に伝わるように話す、という内容だと思っています。だからこの二つの話はセットだと思っています。プリキュア5のクリスマスはココがのぞみに救われたことを吐露する話でした。5GoGoの序盤の、ココとの再会を喜ぶのぞみと、のぞみたちを再び戦いに巻き込んでしまうことを嘆くココとかもいいですよね。復興中のパルミエ王国にのぞみたちが来てしまったとき、ココは本当は国が元通りになってから招待したかったんだろうな、と思います。

 

加えて5GoGoから登場したシロップ。彼は実質5GoGoの主役だと思っています。自分の失われた過去の手掛かりを探してキュアローズガーデンを目指す運び屋の少年。過去の確執からココやナッツ、彼らに協力するプリキュアたちを敵視していましたが、自分を助け受け入れてくれたプリキュアに少しずつ心を許していきます。彼がのぞみのもとにフローラからの手紙を届けたことから5GoGoのお話は始まり、シロップに焦点を当てた回も多く存在する5GoGoのキーマンです。シロップ乗車券は自分も使ってみたい。

 

あと、ブンビーという敵キャラが人気キャラというのは聞いていまして、序盤は普通の敵幹部だなと思っていましたが、ナイトメア内での扱いが次第に悪くなっていってさすがに可哀そうだと思いました。エターナルにみごと転職しますがそちらでの扱いも悪くなっていき……。転職しようとタウンページをめくるブンビーさんからは哀愁がにじみ出ていました。5GoGoのラストまで一貫して「ナイトメア」または「エターナル」としか呼ばれていなかったのが、プリキュアの味方をした時ちゃんと「ブンビーさん」になっていてよかったと思います。

 

Yes!プリキュア5とYes!プリキュア5GoGo!を見てきました。多彩なキャラクターがいろんな組み合わせで見ることができてよかったと思います。先日からフレッシュプリキュアを視聴中なので、こちらも見終わったらまとめようと思います。