ニチアサ観察日記

主に戦隊とプリキュアについて書いていこうと思います。現在暫定運用です。

Yes!プリキュア5&5GoGo! 見終わったので

皆様お久しぶりです。中2です。

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今年の6月2日から7月22日までにかけてYes!プリキュア5を、7月23日から9月8日までにかけてYes!プリキュア5GoGo!を見てきました。両作品を一通り見終えたところでざっくりまとめていきたいと思います。

 

プリキュア5といえば今年の春に公開された映画ヒーリングっどプリキュアにゲスト出演したのが記憶に新しいと思います。あるべき姿としてはプリキュア5&5GoGoを見終えた状態でこの映画を見に行くのが正しいんだろうな、と思いつつも、実際に見終えたのは公開半年後という、なんとも愚かな状態であります。とはいえヒープリ映画自体は5や5GoGo未見でも問題なく、ヒープリの映画として観れたので気にはしていませんが……。5&5GoGoを見終えた状態ならネタが分かって楽しいとかもありそうなので、いずれもう一度(できれば副音声付きで)見てみようと思っています。

 

プリキュア5&5GoGoの舞台に関して、街や学校がなんとも異国情緒あふれているというか、ヨーロッパ風で日本にはあまりなさそうな街並みがとても印象的だと思います。初代&MaxHeartのような人の流れが多い住宅地とか、Splash☆Starのような山や森と海に挟まれたのどかな町も良いですけど、プリキュア5&5GoGoのようなものも良いですね。フレッシュ~プリンセスは見れていないですが、ここまで異国感を醸す街並みはプリキュア5くらいじゃないでしょうか。(現在放送中のトロプリは南国チックではあるのですが、あれはどちらかというと南国風味が日本の都会に混ざったハイブリッド、という感じだと思います。)「プリキュア5の舞台といえば欧州風で時計塔のあるあの街並み」と結びつけることができるのは偉大だと思います。おそらく普通の住宅地や田舎町にプリキュア5が現れてもあまり似合わない気がするのですが、それは「プリキュア5が2年間戦ってきた街並みだからプリキュア5によく似合う」という意味で、5&5GoGoの2年分の景色が刷り込まれているんですねきっと。あと街といえば5GoGoのオープニングのこの部分がとってもかっこいいのです。「だってそれが永遠不滅プリキュアよ」の部分です。

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新聞・PC・携帯・電車広告にプリキュアたちが映る

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摩天楼を背に立つ5人のプリキュア

実際オープニングのこのシーンの前半のように、プリキュアの存在が世間一般に認知されているかというとそうでもない気がしていて、プリキュアを知っている人も多少はいると思いますが(増子美香が新聞のネタに取り上げていたこともあったと思う)、多くの人はプリキュアを知らないんじゃないかと思います。でもそんなの関係ないくらいにかっこいい。あの街並みを舞台にしたプリキュアとしてこの上なく似合っていてかっこいいカットです。仮面ライダーWとかもそうですけど、作品を象徴する街並みがあるのって偉大だと思いました。

 

プリキュア5は「夢と希望のお話」と聞いていたんですが、メインキャラクターが5人いれば、夢というものに対するスタンスが違ってくるわけであります。うららとこまちはそれぞれ女優になること・作家になることという夢がある一方で、りんとかれんは明確な夢を持っていなかったわけです。のぞみはココのためにパルミエ王国を復活させることを夢見ている一方、自分自身が将来どうなるのかの未来像は描けていない状態でした。それが1年間の出来事を通じてりんはアクセサリーデザイナーを、かれんは医師を、そしてのぞみは教師を目指すようになっていくわけです。またこまちはナッツとともに小説家としてのレベルを上げていき、うららは歌手としての活動も女優になるための糧であることを知ります。

 

プリキュア5で敵である組織・ナイトメア、そのトップであるデスパライアは老いと力の衰えに恐怖と絶望を抱いています。デスパライアはドリームコレットの力を使って不老不死・永遠不変の存在になろうとしている。そして怪物である「コワイナー」というのがデスパライアの抱く恐怖そのものであるわけです。

また、プリキュア5GoGoの敵組織であるエターナル、その館長は世界中の価値のあるものに固執しています。「価値のないものは世界に不要、価値のあるものは自分のもの」という思想。館長には「価値を生み出す」「価値をつくる」という思考は無かったんですね。だからエターナルの操る怪物は「ホシイナー」とよばれ、生み出すことを知らない館長の思想の現れです。

5&5GoGoにおけるプリキュアの力は「夢と希望を生み出す力」だと思っています。絶望と恐怖にとらわれるナイトメア、生み出すことを知らず奪うことしかかんがえていないエターナル、どちらも5&5GoGoの敵としてふさわしかったと思います。

 

プリキュア5はキャラクター数は多いですが、その分いろいろな組み合わせのキャラクターが見れると思います。例えば上述したようにうららとこまちは明確な夢を持ち、「こまちが描いた物語をうららが演じる」という約束をするという関係があります。りんとかれんは趣味が合わないこともありながらも、はっきりした夢を持たない同士で「夢が見つかったら真っ先に教える」という約束をしています。また、かつてかれんがピンチをこまちと一緒に乗り切って以来ふたりは親友同士ですし、のぞみとりんは幼馴染でドジなのぞみをりんがフォローする一方りんはのぞみから元気を受け取っています。時折奇行に走るこまちにりんがツッコミを入れるがこまちは怖いものが一番平気でりんが一番ダメなこまちとりんの組み合わせも面白いですね。うららとのぞみは、CDデビューの時など何かとのぞみが先輩らしくうららの背中を押すシーンが多い気がする。衝撃の事実が明かされたときにはこの二人が一緒に驚くのは定番ですね。のぞみとミルク(くるみ)は何かと言い合いをしていますが大事なところで息が合う感じで、かれんとミルク(くるみ)はかれんがミルクの看病をして以来ミルクがかれんに懐いています(このときのことがきっかけでかれんは医学を志すようになります)。このようにメインのプリキュアの人数は多いですが、その分キャラクターの多様な組み合わせを見ることができるのはいいと思います。

キャラクターの組み合わせという意味ではのぞみとココも欠かせないと思います。祖国・パルミエ王国が滅亡して途方に暮れていたココはのぞみに出会うことで希望を取り戻すわけですが、ココはのぞみに「ココみたいな教師になる」という夢を抱かせているんです。プリキュア5の熱気球の話はのぞみが先生を目指すきっかけになった話だと思っています。ちなみに5GoGoでのぞみがりんの弟妹に勉強を教える回も好きで、あの回ってのぞみがのぞみが熱気球でココから聞いた話をのぞみなりに解釈して、りんの弟妹に伝わるように話す、という内容だと思っています。だからこの二つの話はセットだと思っています。プリキュア5のクリスマスはココがのぞみに救われたことを吐露する話でした。5GoGoの序盤の、ココとの再会を喜ぶのぞみと、のぞみたちを再び戦いに巻き込んでしまうことを嘆くココとかもいいですよね。復興中のパルミエ王国にのぞみたちが来てしまったとき、ココは本当は国が元通りになってから招待したかったんだろうな、と思います。

 

加えて5GoGoから登場したシロップ。彼は実質5GoGoの主役だと思っています。自分の失われた過去の手掛かりを探してキュアローズガーデンを目指す運び屋の少年。過去の確執からココやナッツ、彼らに協力するプリキュアたちを敵視していましたが、自分を助け受け入れてくれたプリキュアに少しずつ心を許していきます。彼がのぞみのもとにフローラからの手紙を届けたことから5GoGoのお話は始まり、シロップに焦点を当てた回も多く存在する5GoGoのキーマンです。シロップ乗車券は自分も使ってみたい。

 

あと、ブンビーという敵キャラが人気キャラというのは聞いていまして、序盤は普通の敵幹部だなと思っていましたが、ナイトメア内での扱いが次第に悪くなっていってさすがに可哀そうだと思いました。エターナルにみごと転職しますがそちらでの扱いも悪くなっていき……。転職しようとタウンページをめくるブンビーさんからは哀愁がにじみ出ていました。5GoGoのラストまで一貫して「ナイトメア」または「エターナル」としか呼ばれていなかったのが、プリキュアの味方をした時ちゃんと「ブンビーさん」になっていてよかったと思います。

 

Yes!プリキュア5とYes!プリキュア5GoGo!を見てきました。多彩なキャラクターがいろんな組み合わせで見ることができてよかったと思います。先日からフレッシュプリキュアを視聴中なので、こちらも見終わったらまとめようと思います。